专利摘要:

公开号:WO1989005699A1
申请号:PCT/JP1988/001270
申请日:1988-12-14
公开日:1989-06-29
发明作者:Yoshinari Yoshimura;Ikuo Murata
申请人:Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho;
IPC主号:B21D28-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] ダイヤフラムスプリ ングの製造方法
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は、 車輛のクラツチ等に使用されるダイヤフラムスプリ ング の製造方法に関するものである。
[0005] 背景技術
[0006] 従来、 クラツチカバー組立体におけるダイヤフラムスプリ ングを製 造するに際しては、 先ず第 6図のように、 金属製でかつ円板状のブラ ンク 3 1から、 プレスにより複数の小判孔 3 2およびスリ ッ ト 3 3を 打抜き、 次に第 7図のように、 円形の中心孔 3 4をプレスにより打抜 き、 この後所定の形状に湾曲させていた。 このダイヤフラムスブリ ン グは、 スリ ッ ト 3 3により形成されたフィ ンガ一部 3 5の内周部をレ リ一ズベアリ ング 3 6によって押し引きされることにより弾性変形し て、 例えばプレッシャープレー トを介してクラッチディ スクをフライ ホイールに押付けたり離間させたりする。
[0007] しかしながら、 このような従来の方法では、 プレス型の^命の低 ド を防ぐために、 スリ ッ ト 3 3の幅をブランク 3 1の板圧程度より も抉 くすることができず、 製造されたダイヤフラムスプリ ングは、 フィ ン ガー部 3 5の内周部の幅が狭いので、 フィ ンガ一部 3 5の内周部とレ リーズベアリ ング 3 6との当接面嵇が小さいことから面圧が高く、 こ のためフィ ンガ一部 3 5の内周部の摩耗が激しく、 耐久性が低いとい う不都合があった。
[0008] 発明の開示
[0009] 上記問題点を解決するため、 本発明のダイヤフラムスプリ ングの製 造方法は、 中心部に中心孔が形成され、 外周部に複数 小判孔が円周 方向所定間隔おきに形成され、 さらにこれら各小判孔から前記中心孔 に至る放射状の複数のスリ ッ トにより複数の舌片状のフィ ンガ一部が 放射状に形成され、 これらフィ ンガ一部の内周部がレリーズベアリン グにより押圧される円盤状のダイヤフラムスプリングを製造するに際 して、 プレスにより円板状のプランクから全部の小判孔とスリ ッ トと を打抜く工程と、 前記スリッ 卜と同数の円弧状の山部を有する f巾:状 のプレス型を用いて中心孔を打抜く工程とを有し、 小判孔およびスり ッ 卜を打抜く工程では、 各スリッ トの長手方向両端のうちブランク内 周側の端部を先細り状に形成し、 中心孔を打抜く工程では、 プレス型 の山部の位置を前記スリッ 卜の先細り状部分の先端部の位置に一致さ せている。
[0010] 上記方法によると、 小判孔およびスリッ トを打抜ぐ:!程では、 各ス リッ トの長手方向両端のうちブランク内周側の端部を先細り状に形成 し、 歯車状のプレス型により中心孔を打抜く工程では、 ブレス型の山 部の位置を前記スリッ 卜の先細り状部分の先端部の位置に一致させる ので、 製造されたダイヤフラムスプリングは、 フィ ンガ一部の内周部 の幅が広く、 レリーズベアリングとの当接面積が広がって而圧が下が ることから、 摩耗が少なく、 耐久性が向上する。
[0011] 図面の簡単な説明
[0012] 第 1図は本発明の一実施例における製造方法により得られたダィャ フラムスプリングの正面図、 筇 2図〜第 5図は本発明の一' 施例にお けるダイヤフラムスプリングの製造方法の説明図、 第ら図および筇 7 図は従来のダイヤフラムスプリングの製造方法の説明囟である。 発明を実施するための最良の形態
[0013] 本発明の一実施例における製造方法により得られたダイヤフラムス プリングの正面図である第 1図において、 円盤状のダイヤフラムスプ リングの中心部には中心孔 1が形成されており、 また外周部には複数 の小判孔 2が同一円周上に所定間隔おきに形成されている。 さらにこ れら各小判孔 2から中心孔 1に至るスリ ッ 卜 3が放射状に形成されて おり、 各スリツ ト 3の長手方向両端のうち内周側すなわち屮心孔 1側 の端部 3 aは先細り状に形成されている。 これら複数のスリ ッ 卜 3に より複数のフィ ンガ一部 4が放射状に形成されており、 各フィ ンガ— 部 4の内周部すなわち遊端部は、 スリッ ト 3の先細り状の端部 3 aに より形成される先太り状の拡大部 4 aと、 この拡大部 4 aから一体に 突出する先端が円弧状の円弧状部 4 bとにより構成されている。 そし てこれらフィ ンガ一部 4の遊端部は、 レリ一ズベアリ ング 5により押 圧される。
[0014] 本発明の一実施例におけるダイヤフラムスプリングの製造方 の ;ί¾ 明図である第 2図〜第 5図において、 ダイヤフラムスプリ ングの製造 に際しては、 先ず第 2図のように金属製でかつ円盤状のブランク 6か らプレスにより全ての小判孔 2とスリ ッ ト 3とを同時に打抜く。 この とき、 第 3図に詳細に示すように、 各スリ ッ ト 3の端部: aは、 プレ ス型の許す限り先細り状にし、 かつレリーズベアリング 5の外 が 当接する位置よりも若千内周側まで形成する。 次にプレスにより歪ん だブランク 6を平坦に矯正した後、 第 4 1 ^のように、 スリ ッ 卜 'うと Μ 数の円弧状の山部 7および谷部 8を有する歯車状のプレス型 9を Π 、 て、 中心孔 1を打抜く。 このとき第 5図に詳細に示すように、 フ レス 型 9の山部 7と谷部 8との境界部分をレリ一ズベア ング 5の外周鉍 が当接する位置に合わせる。 このように中心孔 1と小判 ¾ 2.とスリッ ト 3とが打抜かれたブランク 6を平坦に矯正した後、 所定形状に湾曲 させることにより、 第 1図のような円盤状のダイヤフラムスプリング が得られる。
[0015] かく して製造されたダイヤフラムスプリングは、 スリツ ト 3の端部 3 aを先細り状に形成し、 さらに山部 7と谷部 8とを有する歯卓状の プレス型 9により中心孔 1を打抜いているので、 各フィ ンガ一部 4の 遊端部が、 拡大部 4 aと円弧状部 4 bとにより構成されている。 した がってフィ ンガー部 4の遊端部とレリ一ズベアリング 5との当接 }の 幅が広く、 当接面積が大きいことから面圧が小さく、 この結 ¾摩耗が 少なくなり耐久性が向上する。 しかも本 ¾施例の製造方法によれば、. 従来方法と比較して全く製造工程数を増加させることなく、 また J た な設備を要することもなく、 プレス型 9の形状を変更するだけ;で.、 上 記のような優れたダイヤフラムスプリングを製造できる。
[0016] 上記実施例においては、 小判孔 2とスリ ッ ト 3とを打抜いた後に屮 心孔 1を打抜く例について説明したが、 本発明はこのような構成に限 定されるものではなく、 中心孔 1を打抜いた後に小判孔 2およびスリ ッ ト 3を打抜いても良い。
[0017] また上記実施例においては、 小判孔 2とスリッ 卜 3とを同 Πおこ打抜 く例について説明したが、 本発明はこのような構成に限定されるもの ではなく、 小判孔 2とスリツ ト 3とを別個に打抜いても良い。
[0018] また上記実施例においては、 プレス型 9の谷部 8を円弧状にした例 について説明した力《、 本発明はこのような構成に限定されるものでは なく、 谷部 8の形状は任意に選択し得る。
[0019] 以上説明したように本発明によれば、 プレスにより円板状のブラン ク 6から全部の小判孔 2とスリ ッ ト 3とを打抜く丁-程と、 前記スリ ッ ト 3と同数の円弧状の山部 7を有する歯車状のプレス型 9を fflいて中 心孔 1を打抜く工程とを有し、 小判孔 2およびスリ ッ 卜 3を打抜く に 程では、 各スリッ ト 3の長手方向両端のうちブランク 6内周側の端部 を先細り状に形成し、 中心孔 1を打抜く工程では、 プレス型 9の山部 の位置を前記スリ ッ ト 3の先細り状部分の先端部の位置に一致させる ようにしたので、 レリーズベアリ ング 5との当接面の幅が広く、 接 面積が大きいことから面圧が小さく、 したがって摩耗が少なく耐久性 の優れたダイヤフラムスプリングを得ることができる。 しかもこのよ うな優れたダイヤフラムスプリングを、 従来方法と比較して全く製造 工程数を増加させることなく、 また新たな設備を要することもなく、 プレス型 9の形状を変更するだけで製造できる。
[0020] 産業上の利用可能性
[0021] 上述の如く本発明は、 車輛のクラッチ等に使用されるダイヤフラム スプリングを製造するのに有効に利用できる。
权利要求:
Claims請求の範囲
1. 中心部に中心孔 (1) が形成され、 外馬部に複数の:小 孔ん 2) が円周方向所定間隔おきに形成され、 さらにこれら各小判孔 〔2) 力、 ら前記中心孔 (1) に至る放射状の複数のスリツ ト (3) により複数 の舌片状のフィ ンガ一部 (4) が放射状に形成され、 これらフィ ンガー部 (4) の内周部がレリーズベアリング (5) により押圧される円 盤状のダイヤフラムスプリングを製造するに際して、 プレスにより円 板状のブランク (6) から全部の小判孔 (2) とスリ ッ ト (3) とを 打抜く工程と、 前記スリ ッ ト (3) と同数の円弧状の山部 (7) を^ する歯車状のプレス型 (9) を用いて中心孔 (1) を打抜く丁- ¾とを 有し、 小判孔 (2) およびスリッ ト (3) を打抜く工程では、 各スり ッ ト (3) の長手方向両端のうちブランク (6) 内周側の端部を先 ·|Ι1 · り状に形成し、 中心孔 (1) を打抜く工程では、 プレス型 (9) の山 部 (7) の位置を前記スリッ ト (3) の先細り状部分の先端部の位匿- に一致させることを特徴とするダイヤフラムスプリングの製造方法。
2. 小判孔 (2) およびスリッ ト (3) を打抜く工程の後に巾心孔
( 1 ) を打抜く工程を行う請求の範囲第 1項に記載のダイャフラムス- プリングの製造方法。
3. 中心孔 (1) を打抜く工程の後に小判孔 (2) およびスリ ッ 卜 C3) を打抜く工程を行う請求の範囲第 1¾に記載のダイヤフラムス プリングの製造方法。
4. 小判孔 (2) およびスリ ッ ト (3) を打抜く工程で、 小判孔
(2) とスリ ッ ト (3) とを同時に打抜く請求の範囲第 1項に 己載の ダイヤフラムスプリ ングの製造方法。
5. 小判孔 (2) およびスリツ ト (3) を打抜く工程で、 小判孔 (2) とスリ ッ ト (3) とを別個に打抜く請求の範囲第 1項に記載の ダイヤフラムスプリ ングの製造方法。
6. 中心孔 (1) を打抜く工程で、 円弧状の谷部 (8) を する歯 車状のプレス型 (9) を用いる請求の範囲第 1項に記載のダイヤフラ ムスプリ ングの製造方法。
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法律状态:
1989-06-29| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE US |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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